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ゴキブリについて

2007年08月25日

昔から「ゴキブリ」は人々の生活の中に入りこんでいました。
日本の場合は在来種であるヤマトゴキブリですが、
平安時代の文献にも既に記されているほど、昔から存在しているんですね。

当時は御器(ごき)と呼ばれる食器にたかっているところから
「御器かぶり」と呼ばれていました。
この呼び方は明治時代初期まで使われていた様ですが、
表記の際に「ごきかぶり」というところに「ごきぶり」と誤植をしてしまい、
その文献の引用者もこの誤表記を使ってしまったため
広まって、定着してしまったようです。

この他にも、ゴキブリの古い呼び名として
「あくたむし(あくた=ゴミに集まるところから)」や
「つのむし(長い触角を角に見立てて)」という記録が残っているそうです。

地方では、「アブラムシ」とも呼ばれているそうです。

ちなみに、英語では「コックローチ」が最も使われる。

ゴキブリは、3億年ほど前に登場して以来
ほとんど姿を変えずに現在まで生き残って来ました。


「生きた化石」と言われる種の多くは
あまり他の種族との競争の少ない特殊な環境で
生き延びているものが多いのですが、
このゴキブリ達は例外的に熱帯から温帯域にかけての
世界中で繁栄を誇っています。

一部の種はそのあまりに旺盛な適応力を持って
人間の生活領域に進出し、害虫として嫌われるほどです。


スリッパで叩き潰される「生きた化石」というのは、
まぁゴキだけでしょう。

とはいえ、大部分の種は人間とは無縁な
森の中などで暮らしています。

ゴキブリは成虫に似たような姿の幼虫から
蛹の世代を経ずに成虫となる
「不完全変態(漸変態)」のグループに属し、
古くはバッタなどの直翅目に分類されていました。
現在は独立して「ゴキブリ目」を形成し、
ナナフシやカマキリもしくはシロアリなどと
比較的近い類縁関係にあるとされています。